英語の勉強を一人でするのはなかなか続かないもの。
英語を話す必要性は通常ほとんどないですし、学生と違って大人はテストもありません。

そんな環境でも英語を身につけ、自分の世界を広げるには、実際に話す機会と一緒に習う仲間がいることが一番です。
ネイティブの先生や仲間とおしゃべりする”場”があれば、いい刺激や気分転換になり、英語の勉強も続けやすいもの。
(実際の勉強は一人でもしてもらう必要はありますが・・・)

Himawari Englishは英語を続けやすくするサークルのような大人の英会話です。飲みに出たりもします。

「英語の力をアップさせたい」 「少なくとも今ある力を落としたくない」 「飲みに行きたい!(?)」 
心当たりのある方、ぜひ一緒にHimawari English英語を"楽習"しましょう♪

2012年9月16日日曜日

3単現のsの疑問

『3単現のs』 なぜそんな不思議なルールがあるのだろうと思っている人は多いと思います。

私の気に入っている英語のテキスト 『ネイティブスピーカーの英文法』 になかなかすっきりした解説がありました。それに独自の解釈を付け加えて、面白半分に彼女に話してみたら、通常はシビアな批評をくださるのですが、「よく分かったわ!」と意外と反応が良かったので、ここに書いてみます。

まず、『ネイティブスピーカーの英文法』 にあった説明は、
動詞の原形 ≒ 命令形
命令形になるということは、 それがまだ出来ていないということ と書かれていました。そりゃそうですよね。出来ていたら命令はしないですから。


例えば、
He works harder. ⇒ 『彼は、非常によく働きます。 
ですが、 もしこの3単現のsが落ちると
He work harder. ⇒ 『彼は、もっと働け!(つまり、彼はあまり働かない・・・)』 という逆の意味になってしまうかもしれないということです。
 

そんな命令の仕方あるんかいな? と思ってしまいますが、一つの証拠として、実は私たちは高校生のときに命令・主張を示す語のあとに続く文節では動詞の原形 というルールを習ったことがあるようです。そんなことは覚えてませんでしたが、これにかなり違和感というか不服すら感じたことをなんとなく思い出しました。
His Boss ordered that he (should) work harder (彼のボスはもっと働くように彼に命令した)

”彼”の尊厳を勝手に踏みにじってはならない

ではなぜ3人称・単数・現在の時だけ確実に区別する必要があるのかです。2人称や複数の場合はなぜ要らないのか? なぜ意味が逆さになってしまってもいいのか?
ここからは私が面白半分に付け加えた解釈です。

話をしている場にいるのは、”私”と”あなた”で、ことばの意味があいまいであったとしても、確認したり、反論したりすることできます。 しかし、3人称の”彼”はそうはいきません。その場におらず、もし事実と異なる解釈が起こっても、そのままになってしまう可能性があります。”私”と”あなた”という複数の人間で、一人の”彼”のことをおとしめることがあってはならない、弱いものいじめはNG! ということなのです。きっと・・・

英語文化では、『言いたいことがあるんだったら直接言えよ!』という、陰口をアンフェアーとする考え方が、日本よりも強いと言われます。3単現のsのルールが、ここにいない個人の尊厳は守られるべき という紳士的で、正義の味方のような態度につながっているのかもしれません。

英会話ではそれは全く気にするところではない

3単現のsのルール、kevinに聞いてもなぜそんなルールがあるのかは、全く聞いたことがないとのこと。ネイティブも会話の中で付け忘れることはあるようだし、日本人が英会話で3単現のsに神経質になる必要など全くないでしょう。

しかし、そういうルールがあるからには、何か理由があるのだろう と考えたほうが自然で、特に感覚が利かない外国語を覚える場合 「ただ覚えろ!」より、「なるほどね!」と納得できる理由があったほうが勉強が面白いと思います。


ということで、少しでも面白く英語を学びたいとお考えの方、
HimawariEnglishにどうぞお越しを♪
Let us help you to study English ! :)

2012年9月5日水曜日

カタカナはまずいでしょ!(英会話には)

昨日、英語に詳しい方とお話をさせてもらっていたのですが、
今、中学校では発音記号を使わず、カタカナで発音を表記している(!?)とのことなのです。
そうとは知らなかったので、これはなかなかの脳への衝撃でした。
(円周率が”3”になったときと同じような感じかな・・・・)

発音記号で英語の発音ができるようになるとももちろん思えないので、カタカナを駆使しての教育方法にも合理性は当然あるはずです。全体最適にかなう理由は織り込まれていると思います。

中学生全員が、日本人っぽい英語ながらもどうにか基礎を身につける! とか、落ちこぼれをつくらないという点では、学習がスムーズかも知れません。カタカナで読みがあれば、「読めないから勉強やーめた」 というDrop offは防げそうです。

そう考えると、カタカナは絶対にNG! というものではないのかもしれません。


私が、驚いたのは、つまり、『えっ?カタカナで表記しちゃうのはまずいでしょ!』 と反応してしまったのは、カタカナが(多くの日本人の)英会話の障壁になっていると考えているからです。(意味のよく分からないカタカナ語が氾濫しているのも問題あると思っていますが・・・)

大人が英語を習う場合、多かれ少なかれ会話ができることを目指すと思うのですが、通じる英語を話すには、カタカナ(五十音)の発音なり、あやふやな発音をしては絶対にダメだという強固な認識が必要です。スペルが想像できていない単語は通じないことが必至です。

英語が通じなかった経験は誰でもあるだろうし、日本人の発音が悪いことも分かるけど、それにしても分かりそうなもんだけどなぁ~ と思ってしまうことさえあります。
ちなみに私の今までの経験で一番通じなかった単語は”フルーツ(Fruits)”。カナダ旅行中、小さなレストランで女の子に何かフルーツの入った冷たいものが食べたいと注文していたときのことです。何度言っても分からないから、appleやbananaや みたいな・・・と例を伝えると、『あっ、それはFruits(フルーツ)ね!』ってクイズの答えでも思いついたようにうれしそうに答えてくれたのを思い出します。
 
私は大学生のころまで思っていたのですが、五十音というのはこの世すべての音を表記できると思ってしまっていました。すべての音はその組み合わせでどうにが表現できると。カタカナ表記をすることで、そのマインドセットが形成される弊害があると思います。 中学生の英語導入には『あり』のカタカナかもしれませんが、会話を習う大人たちには『なし』がいいでしょう。
外国人は五十音を知りません。日本人の発音を必死で聞いて、イメージするのはアルファベットですから、アルファベットの発音をしなきゃ通じないでしょう。

ということで、どうぞHimawariEnglishへ英語を学びにお越しください。
Let us help you to study English ! :)